会社を経営するというのは大変な苦労があるもの。
多くの中には「会社を興して社長になる!!」というのが夢の人もいるでしょう。
実のところ、会社を興して社長になるのは、そんなに難しいことではありません。

難しいのは「経営」するということで、大抵の場合、自分の思っていた現実とかけ離れた実務に驚くことになります。
- 資金が足りなくなった
- 取引先が強気になってきた
- 思い通りに人が動いてくれない
- 税務関連が難しい
特に会社に勤めていて、いい成績を上げているから自分は大丈夫だと思っている人が陥りやすいのが、営業成績がいいのは自分の力のおかげだと勘違いしてしまうことで、実際は、就職している会社の看板があったからこそ、利益を出すことができたというようなことが多々あります。
つまり、会社経営というのは単に「売上」だけ出せばいいというような発想で起業してしまうと痛い目にあります。
これまで自分のやってこなかった役割が一気に押し寄せてきて、「こんなはずじゃなかった」なんて後悔する人も少なくありません。
まずは、自分の本業以外にも、会社に係わってくる業務を行っている人を見てみてください。
暇そうにしていて、遊んでいると思われている部署だったものが、実は自分の営業成績よりも大切な部門であったと思い知らされることになるでしょう。