「若手社員がすぐに離職してしまう」「採用後に活躍してもらえない」「そもそも採用で人材が集まらない」といった人事面、「売上が思うように上がらない」「商品の需要が下がってしまった」といったセールス面、「ブランディングのポイントが分からない」「宣伝・広告が、適切に伝わっているだろうか」「ブランディングの要素を見つけられない」など、中堅・中小企業の経営や宣伝・広報の現場にある課題に対し、実績をもつ著者が、豊富な事例を交え根本から解決。

強みを見つけるブランディング」

ベンチャー、中小企業、BtoB企業のためのシン・ブランド戦略。
「人材採用」「認知向上」「ビジョン浸透」すべてに応用できる。

著者戸部氏は、企業のブランド策定・戦略立案からクリエイティブの制作まで、あらゆるフェイズに関する実務を行うコンサルタントとして、金融やメーカー、商社、流通、人材系など、累計500件以上(刊行時点)ものさまざまな企業のブランディング業務に携わってきており、各社、業界や規模が違えば、当然ながら抱えている悩みは違っており、業界や規模、サービスが近接していても、それぞれまったく異なる課題を持つケースもあります。

多様な企業と関わり、悩みを聞きながら解決策を見出してきた中で、各社抱える悩みは違っても突き詰めていくとその根底にあるのは「業績」と「組織」の問題であり、それらは会社のブランドを確立することで解決できると捉えています。

本書では、著者のこれまでの経験と実績をもとに、ブランディングの際に当事者が持つべき考え方や知見と、実際にブランドの発見から発信に至るまでの方法について述べていきます。基礎的な知識としての「ブランドとは何か」「ブランディングとは何か」から解説し、ブランディングにおける重要なポイントであるクリエイティブについて掘り下げていきます。